牧場の畑には乳牛のエサにするトウモロコシがたわわに育った去る6月11日(日)、小山浩子先生をまきばの家にお招きし『基礎から学ぶやさしい乳和食ワークショップ』が始まりました。
今回は、普段ご家庭の食卓に並ぶ身近なお料理を、老若男女、牛乳を使った乳和食に変身させる術を先生から教わろうという言わば「乳和食入門編」。
会場には、親子連れやご年配の方をはじめ、地域の酪農家の“頑張り母さん”のグループなどおよそ50名の皆様がお集まりになりました。
まずは基本中の基本、鍋に牛乳を入れ火にかけて80℃~90℃に、タイミングを逃さずとろ火にし、米酢を入れ木ヘラで静かにかき回します。すると、牛乳が分離して、乳清(=ホエイ:先生いわく「ミルク酢」)とカッテージチーズの出来上がり!
今度は、その「ミルク酢」をお水のかわりに使う『乳清ごはん』を仕込みます。
枝豆も準備して。
その間、ミルクだし巻き卵に挑戦!
ボウルに卵を溶き、牛乳に砂糖、
醤油を加えて混ぜ合わせます。
簡単と思いきや、フライパンの上では、どうやって巻いたら綺麗な卵焼きができるの!?
先から?手前から?
巻き方、地方で違うの??
やっぱり、卵焼きってむずかしー!
(皆様、悪戦苦闘。)
でも、おばあちゃま、さすが!!
やがて、乳清ごはんが炊き上がり。
高価な炊飯器で炊いたのよりよっぽどおしいそう!
牛乳を味噌にしっかりと混ぜ合わせた塩分半分のお味噌汁。
牛乳を混ぜた塩麹に漬け込んだ焼き鮭も。
そろそろ出来上がり。
先生は、白い紙を折り始めた、と思ったらお箸入れの出来上がり。
やっぱり、先生、素敵です!!
先生、今度は畑のトウモロコシの葉っぱをスタッフに採ってきてもらいました。
何にするのかな?
なるほど、なるほど。
これで『まきばの乳和食』の
出来上がり!
加えて、まきばの家の猪股調理師からプレゼント!
定番の鯖のミルク味噌煮、
カボチャのミルクそぼろ煮、
ミルクゴマ豆腐も登場。
いただきま~す!
牛乳が入っていると言われないと全くわかりません。
この乳和食、牛乳を使うことで、3分の1から2分の1、減塩できるのですね。(驚き)
ならば、明日から自宅で作ります!
そして長生きするぞ~!!
食事の後、幼児期の牛乳摂取の意義について、
『牛乳で守る!子供たちの“おいしい乳和食”』と題したお話を伺いました。
そして、最後は、Jミルクさんが作った“♪愛してミルク”のメロディが会場に鳴り響き、皆さん、拍手!
牛乳飲んで、乳和食たくさん作って、食べて!
元気で長生きしましょうね!!