まきば便り

【2009年夏休み親子共同参加学習イベント開催~九州農政局福岡事務所主催~】

上記イベントに参加した親子40名が、2009年8月21日、「食のふれあい隊」と称して永利牛乳の工場を訪問されました。

一行は、まずPR回路からビン牛乳ラインの流れを実際に見学した後、牛乳ができるまでの工程ビデオで説明を受けました。
皆さんは、「今まで何気なく飲んでいた1本の牛乳ができるまで、工場スタッフの皆さんが随所にこれほど気をつかわれているとは思いもしなかった。」と感想を述べられていました。

後に、プレゼントされた手づくりチーズの試食に舌鼓をうたれた後、バス車中で自己紹介をしながら一路牧場へ向かわれました。

牧場では、まず時計台広場やホールで「まきばの牛乳」を飲みながらお弁当を食べ、牧歌的な空気を親子で楽しまれました。

いよいよ体験です。
まず、乳搾りをする際のコツをスタッフから習います。そしていよいよ乳牛の左右に分かれて一人づつ搾乳体験が始まります。最初は恐る恐るだった子供たちもすぐに慣れ、乳頭から勢いよく生暖かい牛乳が出始めると感無量の様子でした。
皆さん、命のぬくもり、自然の育みを理屈抜きに体感されたことでしょう。

その後、搾乳機械の説明を受けたり、生まれたたての子牛を触ったり、ヘイキューブと呼ばれる乾草を食べさせたり、いろいろな乳牛とのふれあいを体験されました。
最後に、乳牛についてのお勉強もされ、乳牛や牛乳に対する新たなる思いを胸に、牧場を後にされました。

この「食のふれあい隊」の皆様は、この後、流通センターの冷蔵庫や量販店の売場等も見学され牛乳の生産から流通販売までを一貫して学習する一日となりました。

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