まきば便り

【『乳和食ワークショップ2018』開催されました】

皆様、こんにちは。

『小山浩子先生といっしょに!乳和食ワークショップ』

2018年6月10日、乳和食の提唱者である小山浩子先生をお招きし、
福岡県朝倉郡筑前町「永利牧場 まきばの家」にて乳和食ワークショップを開催致しました。

毎年好評を頂いており、今年で4回目の開催となりました。
北は東京都・岡山県・鳥取県、南は大分県・熊本県と全国津々浦々から栄養士・酪農家・乳業関係者や親子・家族でと、大勢の方に参加いただきました。

そして今年も(!)、初回から参加されている親子ペアの元気なお顔も拝見することができました!(毎年お会いできるのが社員の楽しみの一つでもあります!)

前回は、普段の食卓に並ぶ身近なお料理を牛乳を使った乳和食に変身させる術を先生から教わろうという「乳和食入門編」でした。
今回はよりアカデミックな内容となっていましたが、初心者の方はもちろん、乳和食上級者の方まで分かりやすく学ぶことが出来たようでした。

まずは【乳和食実践の基本】として、
①ごはんを炊く、②お味噌汁をつくる、③魚を焼く、④だし巻き卵、⑤ミルク納豆
の5つの調理法を動画を通して学びました。

皆さん、熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
(その他の乳和食レシピ&動画は >>こちらJミルクサイト<< より)

そして今回は【乳和食基本の4つの合わせだし】を試飲していただきました。
➀なんでもだし、➁甘酢だし、➂ホエイ濃いだし、➃ホエイあっさりだし

小山先生が「このお出汁は揚げ出し豆腐に合いますよ~。きんぴらごぼうを作る時はこのお出汁を~」など、それぞれのだしに合うレシピを紹介。
皆さん、4種のだしを「何の料理に使おうかな~」と考えながら試飲されている様子でした。

続いて、小山先生による乳和食の調理デモンストレーション。

① ごちそう冷やし汁
② えびのしそ巻き天ぷら
③ 新じゃが芋のそぼろ煮
④ 厚揚げの甘辛ごま焼き
⑤ 抹茶カスタード

先生が調理したものを実際に見てもらい、デモが進んでいきます。

乳和食を調理する上で必要な、ちょっとした工夫や知恵を皆さんに伝授しながら、
5つのレシピがあっと言う間に完成!!

決して料理本やテキストからだけでは得られない「ワークショップに参加する意義」を
この時、垣間見ることが出来ました。

さあ、いよいよ調理実習の始まりです!
皆さんには、①ごちそう冷やし汁、②新じゃが芋のそぼろ煮、③厚揚げの甘辛ごま焼き
3つのレシピを作ってもらいます。

ホワイトボードに書いてある調味料の分量通りに・・・

火加減に注意しながら・・・

「小山先生、これはどうしたらいいですか~?」
先生自らテーブルを回り、アドバイスをしていきます。

「これで大丈夫ですか~?」

グループ内で互いに協力し合いながら、皆さんとても上手に作られていました。

順調に進み、盛り付けへ。

昨年、小山先生が牧場の畑で乳牛の飼料用に育てているトウモロコシを見て「これぜひ使いましょう!」と急遽使ったトウモロコシの葉。

好評だったので、今年もトウモロコシの葉をお皿替わりにしました。
さすが小山先生、エコです♪

そして、

あっと言う間に「乳和食」の完成です!

えびのしそ巻き天ぷらと抹茶カスタードは、まきばの家の調理士が振る舞います。
「自分たちの班が一番美味しそう!」と声がちらほら聞こえていました。(笑)

みんなで一緒に「いただきます!

とてもボリューミーな乳和食でしたが、皆さん完食されていました!

続いては、講義へ。
『塩分過多とカルシウム不足を解消できる食材は 牛乳 です!一択です!』と小山先生。

乳和食のことのみならず、高齢化に伴う健康問題やいかに健康で長生きできるのか、
食生活の課題である食塩過多やカルシウム不足の現状を分かりやすく教えて下さいました。

「福岡県の男性は塩分摂りすぎですね!全国でワースト4です!」
(厚労省平成28年国民健康・栄養調査結果)

自分たちの居住地の課題が出てくることで、身近な問題として関心を持たれた様子でした。
皆さん熱心にメモを取られ、真剣に聴いておられました。

牛乳をプラスすることで【減塩】【カルシウムアップ】【うま味・コクアップ】
塩分過多気味になりやすい和食の弱点を、プラスに変えてくれる乳和食。
皆さんぜひご家庭でも続けて下さいね♪(福岡県の男性塩分摂取量低下に貢献を!笑)

参加して頂いた方々、誠にありがとうございました。

2018年6月10日
永利牛乳株式会社 社員一同

P.S.
「6月は牛乳月間」であり、「6/1は世界牛乳の日」です。

ワークショップ終了後、牛乳で乾杯しました。

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